合格へのアドバイス総論

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 ここからは、行政書士勉強法について全体、そして各科目についての内容紹介とアドバイスを簡単にお話ししていきたいと思います。
まずはどの科目についても共通して言える、“行政書士勉強法の心得”をご紹介しておくことにいたしましょう。

 行政書士勉強法において大切なのは、「全体像をざっくりと理解→詳細理解」に努めることです。ひとつの試験でいくつもの法律を読み込む必要があるこのテストでは、限られた準備期間内に極力多くの法の触れておく必要があります。
ある特定分野の内容理解のみで対応できるようなものではなく、すべての法律について満遍なく習熟していなければならないという点に、難しさがあるのです。

 よく、勉強につまずいてしまうとそこで手を止めてしまい、完全に理解するまで先に進まない受験生を見かけますが、これは行政書士の勉強法としてはNG。
苦手分野にどっぷりはまってしまうことで、すでに学習したはずのことがいつの間にかどんどん頭から抜けていってしまう危険性があります。
ようやく苦手を克服した時にはすでに遅く、またイチからの勉強を余儀なくされてしまうことになります・・・。
これまで学習に費やしてきた時間が、すべてパアになってしまいますね。

こうした行政書士勉強法の失敗は、比較的独学に多いパターンです。
スケジュール管理もカリキュラムも自分のみにゆだねられているため、知らず知らずのうちに時間配分を間違えてしまうことは頻繁に起こります。
その点、受験のプロによって管理されたカリキュラムで学習していれば、こうした“ボタンの掛け違い”は起こらなくて済むのです。

 「常に全体像を意識して臨むこと」
このことは、どの科目を勉強している時にもいつも忘れてはなりません。