合格率

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 近年、特に注目されている行政書士試験は、合格率わずか7%前後の難関です。
ひと昔前までは「誰でも受かる国家資格」などというイメージでしたが、その様相は一変。
瞬く間に「一筋縄ではいかない難関国家資格」の仲間入りを果たしてしまったようです。

 具体的な行政書士受験者数と合格率の推移については、「財団法人行政書士試験研究センター」にてまとめられています。
そのデータを見てみると、つい10年ほど前には20%程度の合格率だったものが、平成15年を境に急激に低下していることが分かります。
この背景に一体何があったのか。真相は明らかではありませんが、行政書士試験の合格率は平均すると7%くらいに落ち着いているようです。

 さて、“合格率一桁の国家資格”というと、チャレンジする立場としてはもしかしたら必要以上に身構えてしまうかもしれません。
「何か特別な学習が必要なのでは?」と思われがちですが、過去の試験問題を見てみると、必ずしもそうとは言えません。前項でご紹介したとおり、あらかじめ定められた合格基準をクリアするためにはそれほど細かな知識を要しないからです。
行政書士試験の合格率7%に滑り込むために必要なのは、「基礎の習得」。少々心もとない気もしますが、本当にこれを徹底的にやるだけで十分に合格を目指せる試験なのです。
むしろ、マニアックな知識を身につけるために基本がおろそかになってしまうのであれば、その方がよっぽど問題ではないでしょうか?

 毎年低い数字で推移する行政書士試験の合格率ですが、恐れることはありません。
どうぞ自信を持って、「基礎の徹底理解」に努めましょう!