商法

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 行政書士試験の「商法」は、いたってシンプルな勉強法で対策可能です。
そのカギは「テキスト読み」。他科目と異なり、同じ条文が形を変えて出題されるケースが少ないため、「過去問演習」ばかりに力を注ぐのは得策ではありません
教科書を読み込む際には、特に、本試験上問われている確率の高い500条台を中心とした内容理解がモノを言うでしょう。

 冒頭からいきなり行政書士「商法」の勉強法についてまとめてご説明しましたが、実際に本試験におけるこの分野の出題数はわずか1問。5肢択一式からの出題でわずか4点の配点しか割り当てられていませんから、そこまで神経質になる必要はないでしょう。
受験生の中には、主要科目に重点を置きたいばかりに「商法」をまったく勉強しない方も珍しくないようです。
確かに、たったひとつしか出ないのであれば、余裕のない受験生はパスして他に時間をつかう方がスマートです。

 しかしながら、「商法」の分野は実学的で人によってはかなり引き込まれるケースも多いようです。こうした特徴を活かして、行政書士主要法令の勉強法の合間にあえて「商法」を挟み、ブレイクがてらテキストに目を通すのも良さそうです。
また、さらっと教科書を読んだ後は、予想問題や模試などに取り組むのも有効です。
最初にお話したとおり、この科目は過去問からのリピートがほとんどない範囲なので(1問しか出ないので当たり前といえば当たり前ですが・・・)、「他に優先したい部分がある」「余裕がない」という場合には行政書士勉強法の必須アイテムである「過去問」に着手せずとも許されるでしょう。